GH3という一眼レフカメラを紹介したいと思います。
なぜ映像会社が一眼レフを紹介したいというと、
この機材まさにビデオカメラだからです!
一眼レフでビデオ撮影というともうすでに業界ではおなじみではありますが、
その一眼レフの中でももっともビデオカメラに近い、もしくはそれ以上の機能を備えているカメラであると断言します。
その理由は
まず
30分という規定がないこと、
一眼レフを持っている人はご存知だと思いますが、
連続撮影30分という規定があります。
一般の一眼レフは長回しが出来ないのです。
- 理由はというと海外の税金の話など色々ありますので置いといて、
30分以上回せないとなるとビデオカメラとしては使い道が限られます。
それに比べ
GH3は電源とSD容量がある限りいくらでも回せます。
そしてバッテリーの持ちもよく2時間程度なら連続撮影を楽々こなせます。
長時間撮影をするビデオカメラと同等の力を持っています。
二つ目は
録画形式が多種多様な事です。
一般のビデオカメラや一般の一眼レフでは多くのコーディック(再生用、制作用の映像圧縮形式)を選べないものが多いと思いますが、
GH3は違います。
MOV(パソコンで編集するため形式),
AVCHD(テレビなどで再生する形式),
MP4(パソコンで再生する形式),
その中でもMOVでは、ピットレート72で撮影出来ます。
(ピットレートの数値は映像の綿密さを表します。通常の地デジ配信のピットレートは15です。)
それにAVCHDでは60Pでの撮影も可能です。
(60Pは一秒間のフレーム数と形式を表します。P=プログレッシブで一枚の絵が60枚連なる事を意味し、滑らかな映像となります)
とにかく高ピットレートで撮る事が出来るのです。
とにかく滑らかな映像を撮る事が出来るのです。
GH3は撮影の場面によって設定を多種多様に変える事が出来るのです。
製作用のビデオカメラ、一眼レフと同等の力を持っています。
3つめは
レンズのバリュエーションです。
GH3はレンズによって大きくカメラが変わります。
そんな事は一眼レフでは当たり前ではあるのですが、
GH3の特色はマイクロフォーサーズです。
マイクロフォーサーズとは撮像素子の多きさです。
GH3は通常の一眼レフよりも少し小さめに出来ています。
小さいと何が良いかというと、
ズームが通常のフルサイズの一眼レフよりも2倍ほど効くことになります。
レンズの絞りを解放してもフルサイズほどボケが弱く、絵の情報をはっきり写す事が出来ます。
これがGH3というビデオカメラの幅を広めてくれます。
LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 を使うと
広角から10倍ほどの望遠と、強力な手振れ補正もついて、通常のハンディカムビデオカメラと同等の力を持つ事になります。
極端に解放出来るF0.95によって、フルサイズの一眼レフカメラと同等の〝ボケ〟を楽しめる事になります。
このほかにも超望遠レンズや、魚眼レンズ、3Dレンズなどたくさんのレンズがあり、それによってGH3が変わっていくのです。
以上GH3の3つの利点を上げましたが、
そのほかにもGH3には利点がたくさんあります。
それはまた次の機会にしましょう。
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